「足で稼ぐ」ことは閲覧者に関係ない

杉山さんのこの記事が生成AIを用いたイメージが使われていることで話題になっていますが、その中でこんな意見を見て驚きました。

読まれる記事…要は閲覧者が求めているものは「面白いと思うか」の一点であって、そこに足で稼ぐとか生成AIとかそういうのは、あくまでライター側の事情や拘りであって、ミクロの話ではないでしょうか。

 

読まれる要因

読まれるマクロの要因は

・面白いかどうか

の一択で、その面白いと思える背景の理由に

「バカバカしい」「知的探究心が満たされる」「炎上」「怒り・許せない気持ち」「主張を補佐してくれる」

が根底にあると思います。このあたりはSNSでも同じですね。

 

一方、読まれるミクロの要因としては

・他とは違う
・生成AIが使われている/使われていない
・実際の写真がある、実地に行ってリアリズムがある
・お気に入りのオーサー、執筆者である

…etc

などがあるのかなと感じています。

橋爪さんはこの「実際の写真がある、実地に行ってリアリズムがある」の点で主張なさっておられるのかと思います。

 

一要素

確かに、私も過去に日本映画の話でこの話を書いたことがあります。

近年の映画は「出演者のスケジュールの都合」や「予算」など、視聴者には全くどうでもいい理由でCGが多用されたり、作品設定地から強引に変更(=東京にする)されたりして、ウソをついた作品ばかりになっています。

このせいで邦画は長年そっぽを向かれており、累計興行収入ランキングでは「踊る大捜査線」以外、全てアニメがランクインするという無様な状態が続いています。

1位 鬼滅の刃 404億円
2位 千と千尋の神隠し 316億円
3位 君の名は。 250億円
4位 もののけ姫 201億円
5位 ハウルの動く城 196億円
6位 踊る大捜査線2 173億円
7位 崖の上のポニョ 155億円
8位 天気の子 141億円
9位 呪術廻戦 137億円
10位 風立ちぬ 120億円

 

しかし、「実地に行ってリアリズムがある/作り物で感情移入出来ない」というのはミクロ的な一要素に過ぎず、根幹は視聴者がそもそも「面白いと思えていない」ことが要因ではないでしょうか。

 

 

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執筆者:207

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現在Osaka-Subway.comを含む4サイトと付随する動画媒体を運営中。

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ようなことまであれこれ書いていきます。

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