こんな程度の写真ですら(ロマンスカーなんて幾らでも借りられる)AIにするとか、もう本当に色々終わっているなと思う…
写真は借りるものではなく捏造するもので、記事はこたつで公式発表を横流しするだけ、という世の中になりつつあり、ワイみたいな足で稼ぐライターは淘汰され生活保護一直線やな… pic.twitter.com/a9FrnaHroF— 橋爪智之 (Tommy) 🇪🇺🇮🇹🇨🇿 (@StazioneCLE) September 14, 2024
杉山さんのこの記事が生成AIを用いたイメージが使われていることで話題になっていますが、その中でこんな意見を見て驚きました。
読まれる記事…要は閲覧者が求めているものは「面白いと思うか」の一点であって、そこに足で稼ぐとか生成AIとかそういうのは、あくまでライター側の事情や拘りであって、ミクロの話ではないでしょうか。
読まれる要因
読まれるマクロの要因は
・面白いかどうか
の一択で、その面白いと思える背景の理由に
「バカバカしい」「知的探究心が満たされる」「炎上」「怒り・許せない気持ち」「主張を補佐してくれる」
が根底にあると思います。このあたりはSNSでも同じですね。
一方、読まれるミクロの要因としては
・他とは違う
・生成AIが使われている/使われていない
・実際の写真がある、実地に行ってリアリズムがある
・お気に入りのオーサー、執筆者である…etc
などがあるのかなと感じています。
橋爪さんはこの「実際の写真がある、実地に行ってリアリズムがある」の点で主張なさっておられるのかと思います。
一要素
確かに、私も過去に日本映画の話でこの話を書いたことがあります。
近年の映画は「出演者のスケジュールの都合」や「予算」など、視聴者には全くどうでもいい理由でCGが多用されたり、作品設定地から強引に変更(=東京にする)されたりして、ウソをついた作品ばかりになっています。
このせいで邦画は長年そっぽを向かれており、累計興行収入ランキングでは「踊る大捜査線」以外、全てアニメがランクインするという無様な状態が続いています。
1位 | 鬼滅の刃 404億円 |
2位 | 千と千尋の神隠し 316億円 |
3位 | 君の名は。 250億円 |
4位 | もののけ姫 201億円 |
5位 | ハウルの動く城 196億円 |
6位 | 踊る大捜査線2 173億円 |
7位 | 崖の上のポニョ 155億円 |
8位 | 天気の子 141億円 |
9位 | 呪術廻戦 137億円 |
10位 | 風立ちぬ 120億円 |
しかし、「実地に行ってリアリズムがある/作り物で感情移入出来ない」というのはミクロ的な一要素に過ぎず、根幹は視聴者がそもそも「面白いと思えていない」ことが要因ではないでしょうか。
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