Verepoは何故黒字・赤字しか書かないのか→読まれないからです

鉄道を経済から見るサイト、「Verepo」。

Subwayやプレスと比較すると地味ですが、着々とアクセス数を伸ばしています。

たまに「何故このサイトは黒字か赤字の話しかしないのか?見方が一元的過ぎないか?」という意見をもらうのですが、これは”敢えて”そうしているんです。

 

読者はアナリストではない

まず、「うちのサイトの読者は鉄道ファンであり、経営アナリストではない」という原則を見る必要があります。

もちろん経営や財務事情に詳しい方もいらっしゃるでしょうが、マイノリティなのです。

それよりも、まずは「赤字か黒字か」という誰もがわかりやすい指標を出す。そうすることで、鉄道企業の面白い側面が見えてくる。

財務面での序列がわかると、イメージではない業界における何番手か…が見え、どういう活動をしてるかがクリアになってきます。

・近鉄(売上高私鉄日本一)
・阪神(借金が少ない、優良物件が多い)
・阪急(借金が多い、株が安い)
・京阪(近年悪化傾向)
・南海(売上高は低いが堅実)

これらは数字を基にした関西私鉄の序列ですが、財務事情を知ろうとしないと見えてこない面ですよね。

私はVerepoを通じて、この面白さをまず広めたいのです。

 

強いポリシー

長いサイト運営で「読まれないメディアはそこにいないのと同じ」という信条が私には強くあります。自己満足は、私の最も嫌うところです。

ぐだぐだEBITDAやら減価償却費やら資料を深追いして専門用語を羅列しても、読まれなければ意味がない。

一個人が発信するのと、サイト運営者が発信するのとでは情報発信の目的が違うのです。

こうして言われないと気付かない盲点だとは思いますが、そこを鑑みて頂ければ幸いです。

 

関連リンク

序列を明らかにすることは、商品理解の第一歩である

【FY2026】サイト運営計画

プロフィール

執筆者:207

鉄道Webサイト運営20年目。
現在Osaka-Subway.comを含む4サイトと付随する動画媒体を運営中。

鉄道サイト運営のノウハウから、サイトとは全く関連性がない
ようなことまであれこれ書いていきます。

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