私は他の鉄道サイトさんをどう思っているのか

鉄道サイトは、その歴史的経緯から随分古くより存在しています。

以前鉄道プレス内の「鉄道Web史」で取り上げましたが、最も早い「trainWWW」というサイトで1995年にはその存在が確認されており、1996年にJR西日本が公式サイトを立ち上げる2年も前からスタートしていました。

2004年頃には鉄道個人サイト運営は全盛期を迎え、Yahooジオシティーズやinfoseekなど、無料レンタルサービスを用いたサイトが激増。2006年頃からCMSシステムを用いた「ブログ」が新しく隆盛を迎え、現在まで主力となっています。

しかしながら2010年代からTwitterが躍進。規模の小さいサイトや新参者は撮影報告など全てをTwitterで済ませるようになり、現在残っている個人サイトはかなり減ってしまいました。

それでも大きいサイトは残っており、活発に運営している様子が見られます。

その中でも、現在でも私が参考にしている私が他の鉄道サイトさんをどう思っているのか、書き出してみました。

 

4号車の5号車寄り

URL:https://4gousya.net/

関東系のフォーラムサイト。雰囲気はmixiのようなスタイルです。用語や解説文が難しく、どこか淡々としているので玄人好みなサイトといった印象。

データ分析によれば2022年12月現在では個人運営の鉄道系でトップを走るサイトさん。ブラウザから指名でアクセスされている方が多いようです。

 

2nd-train

URL:https://2nd-train.net/

鉄道最新ネタを集める有名サイト。現状4号車さんに続いて2位のポジションにあります。

こちらも直接のアクセスが多く、固定ファンが多い様子が伺えますね。古くから有名で、個人サイト全盛期にはいろんなサイトがリンクを掲載していたように思います。

私も「ああいう有名なサイトに出来たらな…」という想いは強かったです。今思えば、私のサイト更新における影の原動力だったのかもしれません。

それだけに、アンテナサイトのローンチメンバーとして招待して頂いたことは大変嬉しく思います。

 

Japan-Railway

URL:https://japan-railway.com/

最近元気のないサイト。ゴシップ系を中心にしたサイトですが、鉄道ファン叩きや無断転載上等なヒールっぽい雰囲気から、あまりよく思われていない様子。

以前よりも大幅にアクセス数を落としていますが、何かあったんでしょうか

 

鉄道新聞

URL:https://tetsudo-shimbun.com/

とにかく一般受けがすごいサイト

見やすく大きなフォントを使い、黄色基調の優しいサイトデザインのおかげか、Twitterのアクセス数は76000人。現在も1000単位で増加を続けているサイトさんです。ママ鉄・子鉄に特化した印象を持ちます。

法人化(株式会社鉄道新聞社)していますが、実質的に運営者は1名のようです。

 

Odapedia

URL:http://odapedia.org/

以前、当サイトとコラボして頂いたサイト。

実直なまでに小田急一筋なその姿勢は、同じ大阪メトロ専属のOsaka-Subway.comを運営するにあたって非常に影響を受けたサイトさんです。

 

 

鉄道ファンの待合室

URL:https://train-fan.com/

実は、Osaka-Subway.com時代に長らく目標としていたサイトさんです。

現在は資金的に運営困難に陥った鉄道ライブカメラを救済され、自サイトのコンテンツとしてしっかり整備されているその姿勢は、新しいコンテンツ運営のありかたを見せられた気がしました。

 

AJR-NEWS

URL:https://www.ajr-news.com/

最近元気がないサイト②

初の記事全文の投稿制サイトで、法人化もされるなど一時期は破竹の勢いを持ったサイトとして注目していました。

しかしながら、ここ最近は元気がありません。

只今新機能の開発に注力しているため、AJR-NEWS.comのプロモーション活動、および新規機能リクエストなどのサポート業務を一時的に縮小しています。

出典:AJR-NEWS

投稿などは定期的に投稿者さんによって行われているようで更新自体は途絶えていないのですが、いささか寂しい現状となっています。

 

関連リンク

個人的に注目している鉄道サイト

プロフィール

執筆者:207

鉄道Webサイト運営17年目。
現在Osaka-Subway.comを含む4サイトと付随する動画媒体を運営中。

鉄道サイト運営のノウハウから、サイトとは全く関連性がない
ようなことまであれこれ書いていきます。

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