MENU

情熱大陸「篠山紀信」の話

このサイトでちょこちょこ取り上げているカメラ・写真の話。

今日は私の人生をかたどる一つの理由になった、篠山紀信さんの話を取り上げます。

写真業界とか専門的な人からはですよ、何言われたって、これっぽちの(小さな)ことですから。

こっちで「わーっ」て褒められたり「本が売れたよ!」って言ったほうが、全然気持ち良い訳ですよ。

出典:情熱大陸「篠山紀信」

放映日

この放送があったのは2012年9月9日のこと。この時点で氏は御年71歳ですが、「極めて健康」な様子でした。

 

2012年の私は、ちょうど気が滅入っていた時期でした。

度重なる中傷コメントに嫌気が差してサイト閉鎖宣言をし、プライベートもうまくいかず、どう生きようか模索していた時期でした。

 

 

そんな時、このOAがありました。

失礼ながらそれまで、篠山氏のことは「なんとなくすごい写真家」ぐらいしか知らず、ましてやヌード系で有名な方とは露とも思わないレベルでした。

 

放映内で撮影していたのは、一流モデルの冨永愛さん。

冨永さんは、篠山紀信氏の没後にもメッセージを表明するなど、深い仲であったことが伺えます。

 

極めて健康!

その後、スタジオ内での篠山氏とのトーク相手として登場したのは、京都造形芸術大学の後藤繁雄教授です。

篠山紀信氏のすごさについて、以下のように語っています。

(番組側)Q.篠山は他の写真家とどこが違う?

 

僕はあの…ちょうどそこにある「オレレ・オララ(注:篠山の写真集)」にね?一番最後にね…ここですよこれ。『篠山紀信 30歳 極めて健康!』って書いてあるんですよ。『極めて健康!』ってのがすごいと思うんだよねこれ。

多くの芸術家はね、自分の中に闇があって…やっぱり…どっか病気をエネルギーにして物事を作っていくわけでしょ?こんなにあっけらかんと言った人はいないんですよ

出典:情熱大陸「篠山紀信」

 

真っ暗な世界で迷っていた中で届いた篠山紀信氏の話…..

例えば冒頭の「業界外の人にわー!って褒められた方が気持ち良い」…などの発言は、私の生き方の指針というか、今でも根幹の一つになっています。

シノラマ

篠山氏が1980年頃に編み出した撮影技法で、語源は「篠山」と「パノラマ」のカバン語。

3~9台の複数カメラで、一斉にシャッターを切ることで、通常のカメラでは切れてしまうようなアングルまで写すことが出来ます。大判カメラが用いられることが多かったようです。

一斉に切る以外にも、時間差で撮影して作品に活かすこともありました。

後藤久美子氏(1988年)の撮影をはじめ、大相撲での集合写真(1995年)でも、『一台で撮る集合写真では表情が見えない』という理由から、この「シノラマ」が活かされています。

 

関連リンク

あわせて読みたい
有名写真家と土門拳の生き方に学ぶ 実は、一時だけ写真家を志していたことがあります。 この関係で多くのアマチュア/プロ写真家と今も接点があるのですが、界隈で良い意味での奇抜さ・傾き(かぶき)ぶり・...
気に入ったらシェア

コメント

コメントする