
先日「DZ-438」をご紹介しましたが、そこから買い替えたのがSONYのDSC-H1です。
彼には、サイト立ち上げ時代から本当にお世話になりました。
スペック・仕様など
映像素子:510万画素・1/2.5インチ CCD
レンズ:6mm~72mm(光学12倍、35mm換算で36mm~432mm)、F2.8~F3.7
重量:438g
寸法:107.8(W) x 81.4(H) x 91.2(D)mm
発売年:2005年6月
当時の定価:約50,000円
カラー:シルバー
電源:単3電池2本
モニタ:2.5インチ・カラー
ISO感度:AUTO/64~400
記録媒体:メモリースティック(初期タイプ)
DZ-438のお粗末な写りと、38mm固定でズームが出来ない点に嫌気がさしていた頃、思い切って新しく購入したのがこのDSC-H1でした。
ソニーのサイバーショットシリーズといえばデジカメ業界でもイケイケの機種でしたが、新しく高倍率モデルの「H」シリーズ初号機として誕生したのがH1でした。
彼とは2005年から2009年まで、約4年間にわたって様々な場所へ行きました…。
外観レビュー

全景。レンズは電源を入れると飛び出してくるタイプで、ズームに合わせて沈胴していました。
残念ながら電池周りに液漏れがあり起動できなかったので、お見せすることは出来ません。

また、ポップアップ式の内臓フラッシュを搭載しており、設定していると自動的に飛び出す仕組みで下。手であけることも可能です。

上からの図。一眼ライクですがそうでない、いわば「ネオ一眼」と呼ばれるモデルで、コンパクトデジカメと一眼の中間的なポジションです。

この当時のバッテリーが貧弱だったからか、もしくは消費電力があまりなかったのかはわかりませんが、電源は単三電池式でした。
その横に「メモリースティック」という、ソニー独自のメモリーカード規格のスロットがありました。
現在こそSD一択ですが、この当時は各社が独自規格を作っていて、メモリースティックの他に「xDピクチャーカード」というものもありました。

背面。2.5インチのカラー液晶を搭載する他、EVFファインダーもありました。ダイヤル周りは、現在のソニーの一眼につながるようなスタイルです。

光学12倍ズームの倍率は、運動会・学芸会などでのパパママの記録を狙ったもののようですが、副次的に鉄道撮影にも向いているカメラでした。
フルサイズ換算で36~432mmという焦点距離は非常に使いやすく、今でもこういうカメラがあればなと思える一台です。
一眼レフで300mmを超えるレンズはなかなかなく、例え300mmでも75-300mmのような、広角側が足りないようなレンズが多く見られ、昨今のミラーレス流行の風潮では更に光学的設計に余裕がないのか、望遠撮影はコスパが悪くなっています。

当時の箱の様子。デザインが「平成期の未来」って感じですね。
今は風前の灯火ですが、「Cyber-shot」といえば「ウォークマン」や「VAIO」に並ぶ、平成期におけるソニーの筆頭的ポジションな製品でしたね。
現在も「H」の系譜を受け継ぐ「HX」シリーズがあるようですが、小さいセンサーに1820万画素も詰め込んでいるせいで、画像破綻を起こしがちなのがネック。
その点H1は500万画素なので、ピクセルあたりの色相にも幾分余裕があり、色彩豊かな絵を出してくれていました。
作例

500万画素ではありますが、晴天でちゃんと光を当てると実に鮮やかな色を出してくれます。
センサーが小さいのでボケこそ作れないものの、パンフォーカスが是な鉄道撮影ではあまりハンデとならないメリットもありました。

一方で暗所撮影はかなり苦手で、ISO400までしかないことから地下鉄撮影ではかなり苦労しました。

特に低ISOで撮影ができない走行撮影はかなり厳しく、地下鉄サイトをやっているのに暗所撮影が難しいカメラなのはネックでした…。

一方、地下鉄でもしっかり構図を決めてスローシャッター&低ISOで停車中の電車を撮影するとかなり健闘していました。
さよなら

初期のサイトを支えてくれた立役者ということもあり、動かなくなっても大事に箱ごと置いてたのですが、DZ-438と同様に生活環境がガラッと変わるので、思い切って処分することにしました。
当サイトの黎明期を一緒に支えてくれた非常に優秀なカメラでした。本当にお世話になりました。
ありがとう。
関連リンク


参考文献
価格.com『サイバーショット DSC-H1』
ASCII.jp『サイバーショット DSC-H1』
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