「生活保護はセーフティネット」の真意

私はマレーシアで最も治安の悪いクランという街で会社を経営しています。ここでは殺人強盗は日常茶飯事ですが、犯人の多くは仕事を失い家賃を滞納し公的援助も受けられない、言わば「無敵の人」です。日本も失業保険、生活保護、高額医療費制度等が無くなれば、無敵の人が増えてすぐにこうなりますよ。

— ちゃん社長 (@Malaysiachansan) July 29, 2021

よく「生活保護は社会のセーフティネット」という言葉があるけど、あれは受ける当人だけでなくて受けさせる社会にとってもセーフティネットであることに気付かされた。

いわゆる「無敵の人」が日本でもちょこちょこと報道されるようになった。

家族や地位、職など失うものがない人のことを、「社会的に失うものが何も無いために犯罪を起こすことに何の躊躇もない人」のことを指す。

もし失業保険・生活保護・高額医療費制度がなくなれば、ジニ係数が上がり無敵の人が増え、治安が悪化するので、生活保護を含むこれら社会的政策は、受給者だけでなく社会にとっても必要なセーフティネットですね。