最近、海外鉄道事情を「鉄道プレス」内で発信するようになりました。
これはヒャダインさんや宮武徹郎さんが
「海外事情について日本でどれだけ騒がれているのか、その差分を見ている」
「海外のテック事情、ニュースレターなどから情報を得ている」
と言われていたことに影響を受けたものです。
情報の理解を深め、また新しい視点を持つための情報収集の一環として、インプットするだけでなくアウトプットする目的にも使用しています。
世界の言語になりつつある
ところで、グローバルな観点では圧倒的に英語が主導権を握っているのは明らかだと思います。
ここで、世界の言語の話者を見てみましょう。
【世界の言語 TOP10】
1位:中国語 13億人
2位:スペイン語 5.7億人
3位:ヒンディ語 4.9億人
4位:英語 3.3億人
5位:ポルトガル語:2.5億人
6位:ベンガル語 2.4億人
7位:アラビア語 2.35億人
8位:フランス語 2.30億人
9位:ロシア語 1.8億人
10位:ドイツ語 1.3億人
11位:日本語 1.27億人
話者人口では圧倒的に中国語が多いですが、その大多数(10億人近く)を占める中国ではネットが検閲されていることから、Webでの情報発信という意味ではかなりマイナー言語になってしまいます。
この地図は、世界の鉄道網を図示したものですが、ご覧のように真っ黒になっているエリアは
・北アメリカ
・欧州
・インド
・中国
・韓国
・日本
の6エリアです。
話者数では次点になるスペイン語ですが、これも鉄道の情報という分野ではややニッチ(無くはないです)。
エリアとしてはスペインは勿論、南米大陸で広く使われる言語ですが、南米大陸に鉄道はあまりないので、メジャーではありません。
3位のインドで話されるヒンディー語ですが、鉄道網も話者数も多いですね。しかしながら、鉄道の技術的水準はまだまだこれからの状態です。
やはり、鉄道の先進国は(日本以外だと)欧州です。となるとやはり英語が重要になります。
SNCFやアルストム(車両メーカー)のあるフランス語や、ボンバルディアがあるドイツ語でもいいのですが、両国は大抵の場合で英語のページを用意しているので、やはり英語が一番でしょう。
ローカルな日本語は無視される
SHOGUNも日本が無視されている一例でしょう。極東の数千人が騒ごうとも、欧米圏でウケればそれでいいのです。というか無視されている。
極東の1億人程度しか話者がいない日本語は総じて無視されるのです。
国という規模で1億人はそこそこいますが、言語という意味での1億人はかなりマイナーな部類に入ります。
国際世論はほとんどが英語で形成されています。Wikipediaなんて顕著で、地域ローカル的な情報を除くと、英語ページが大抵一番充実しているのではないでしょうか。
こういう事例も見かけました。
最近、英語圏のSNSで南京大虐殺の話がTikTokとかXでめっちゃ拡散されてて、反日増えてる。死者数とかエピソードをさらに盛った捏造ツイートが普通に10万いいねとかいって世界中からの日本叩き凄いよ https://t.co/iOpDhfNFYj pic.twitter.com/0fcAjVOl26
— ❤️🔥❤️🔥 (@Iz7sookJnEr4OmQ) August 23, 2024
南京大虐殺や慰安婦の話もそうですが、ロビイング活動は英語がベース。日本語でごちゃごちゃ言っても無視されます。
このあたりの活動は韓国が非常にうまい。おとなしい日本人はもっと見習わなければいけません。
海外発信をしたい
ということで、私も英語での情報発信の準備をしています。
幸い、AIがかなりの精度で言葉を翻訳してくれるようになりました。
これまではテンプレというか、お利口さんな翻訳しか出来ませんでしたが、AIは現地のスラングや言い回しも交えたハードル高めの翻訳もできます。
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