自分が死んでもWebサイトを維持する方法

基本的にwebサイトはオーナーが死ぬと支払いが止まることから、長くとも12ヶ月でサービスが停止します。

現行法ではなかなか対応できないようで、オーナーの死=サイトの死を意味します。

これを回避し、末永くサイトを運営していくにはどうすればいいでしょうか。

 

おそらく最適解は「法人化する」ことです。

レンタルサーバーへの支払いを法人名義にしておけば、法人の代表を変えれば済む話なので

ただし、株式会社はなかなかハードルが高いもの。登記代や維持費だけでもかなりの費用がかかります。

ということで、合同会社という手段

 

合同会社の設立・維持費

設立費

登録免許税6万円
定款に貼る収入印紙代4万円
合計10万円

 

維持費

法人住民税:最低7万円~
法人登記免許税:1~6万円
税理士:年間30~50万円

合計:38万円~63万円

※厳密にはここに社会保険料がかかりますが、サイト維持という面からは1人のみである可能性が高いので今回は省きます。

 

 

株式会社の維持費

設立費

定款の認証手数料:3.2万円~5.2万円(資本金額によって異なる)
定款の収入印紙代:4万円(電子定款の場合は不要)
定款の謄本手数料:約2千円
設立登記にかかる登録免許税:最低15万円(資本金の額に0.7%がけ)
合計で約24万2千円(電子定款の場合は20万2千円)

 

維持費

法人住民税:最低7万円~
法人登記免許税:1~6万円
決算公告費:6万円(但し実情としては掲載していない企業も多いですし、電子公告なら無料です)
税理士:年間30~50万円

合計:38万円~69万円

この他株主総会費、役員登記費用、社会保険料などもありますが、サイト維持という面からは1人のみである可能性が高いので今回は省きます。

 

 

結論

年間50万円以上の収益があるのであれば、サイトを維持してもいいのかもしれません

結構なハードルですが、将来的に移行できるように準備をしておくといいかもしれませんね。

プロフィール

執筆者:207

鉄道Webサイト運営17年目。
現在Osaka-Subway.comを含む4サイトと付随する動画媒体を運営中。

鉄道サイト運営のノウハウから、サイトとは全く関連性がない
ようなことまであれこれ書いていきます。

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