株式会社モバイルファクトリーが運営する、位置ゲーム「駅メモ!」
2021年12月期の決算では別ゲーム「駅奪取」とあわせて7億円を稼ぎ出すお化けゲームで、同社の基幹コンテンツとなっています。
Verepoでちょこちょこ紹介してたりTLでやってる人を見かけてはいたのですが、今回初めてインストールしてプレイしてみました。
駅にチェックインする
駅メモ!は、GPSを使って現在地から一番近い駅を割り出し、そこに自分のキャラを陣取らせるゲームです。
また、駅を用いたスタンプラリー的な意味合い(公式は駅の収集と言っています)もあり、新しい駅にチェックインするとボーナスが増え、キャラの経験値が上がってレベルアップする…といった楽しみ方も出来ます。
上記の画像でいうと船尾駅・石津駅に陣取ろうとして、石津駅は成功、船尾駅は失敗…といった具合です。
北信太駅は陣取っていましたが、別のプレイヤーから攻撃されそうになりながらも防衛しています。
御三家から選ぶ
最初のキャラはポケモンの御三家のように、赤・緑・青の3人の女の子から選ぶことになります。
それぞれタイプがあるらしく、赤は攻撃力高めの「アタッカー」、緑はサポートがメインの「サポーター」、青は防御力高めの「ディフェンダー」というそうです。
最初なのでよくわからず、うるさくなく落ち着いてそうな青の女の子「ルナ」さんを選びました。
実際にプレイしてみて
(仮想的に)駅を陣取るゲームということなので、「梅田や難波のような多人数が集まる駅だと難易度高そうだな…」とおもいきや、大きい駅には複数人が陣取れるようになって調整されてるみたいです。
ただ競争率が高いことには変わりなく、実際にプレイしてみるとやはり小さい駅の方が長く居座れる感じでした。
人が少ない駅の方がいいので、昼間人口・夜間人口が薄いところを狙っていくと陣取る時間が長く取れます。
具体的には、昼間は高所得な勤務者が多く住む住宅街、夜間は勤労人口が減るオフィス街といった具合です。
山の駅は意外と人がいて、所用で寄った高安山駅が定期的に陣取られているのは予想外でした。
命名センス…
駅メモ!アイテムのネーミングセンスが悪いのが妙に引っかかりました。
フットバースというアイテムがあるのですが、「吹っ飛ばす→フットバース」らしく……阪神のバース選手が足湯に入っているイメージでした…。
これ以外にも
オモイダース
レベルグングン
ルートビューン
…う、う~ん命名センスのなさ…。
ポケモンで「ヨクアタール」を目にして以来の衝撃でした。
プレイ層に合わせてわかりやすくしてるといえばそうなのかもしれませんが、もう少しひねってほしかったです。
まさかの
こうしてなんやかんや楽しんでいたものの、インストールして11日目からいきなりチェックイン回数に制限がかかるように。
チェックインすると、これまでなかったゲージみたいなのが段々減っていき…
ついに右下のボタンがグレーアウトして「本日使用不可」になってしまいました。
「なんか悪いことしたかな?」と思って調べてみると…
月500円を支払わないと、チェックイン回数に上限がかかるのだそうです。
は?
ポケモンGoで例えると、課金しないとモンスターとの出会いすら制限がかかるような状態。これはヘイトが溜まりますね。
ツイッターで「実質的に500円払わないとまともにプレイできないゲーム」と言われていたのが気になってましたが、こういうことか…!と腑に落ちました。
ビギナーを絶妙にふるい落とすこの謎仕様。
モバイルファクトリーは「国産位置ゲームno.1企業を目指す」としていますが、これだとポケモンGOの背中は遠いんじゃないでしょうか
(余談ながら、ポケモンGOはアメリカのナイアンティックと日本の任天堂がコラボしたゲームなので、半国産といったところでしょうか)
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