YouTubeに応用する為の、映画における定番演出

YouTubeは、まだまだ未発達市場。

動画制作スキルというのはYouTubeだけのみならず、TikTokやInstagramなどにも応用できるので、是非とも習得しておきたい技術です。

映像制作で重要なのは、映像的な演出ですね。演出といえばやはり19世紀から作られている映画。映画といえばハリウッド。

まさにハリウッド映画といえば、1世紀分の映像演出の歴史が詰まった最良のサンプルといえるでしょう。

名前は知らなくとも「このシーンあるある!」というのは映画演出家の掌の上で転がされている証拠なのです。

NetFlixにある『ハリウッドを斬る! ~映画あるある大集合(原題:Watch Attack of the Hollywood Clichés!)』は、そんなハリウッド映画が1世紀近くにわたって培ってきた定番演出技法を、ざっくりとまとめてくれている良作品です。

 

モンタージュ

モンタージュは、視点が異なる映像を繋ぎ合わせる技法。

簡潔に伝えられ、多くの情報が短い尺に収まる。

 

都市の象徴を入れる

アメリカではフランスへ旅する映画が多いそう。フランスだとわかるのは何故か?それは必ずエッフェル塔が入っているから。

これを日本でやるのなら、例えば大阪だと通天閣ですね。これで一発で大阪とわかる。

 

パンやリンゴ

主人公が平凡であることを演じる場合、パンを紙袋に入れてそれを示唆させる。

リンゴは「俺は何とも思ってないぜ」というような、横柄な態度を演出できる。

 

 

ちなみに

近年はTikTokで斬新な演出技法が見られます。

例えば「逆再生」だったり「ブラックアウト」など。

花びらをぶわっと舞わせる映像を撮り、それを逆再生すれば良い感じに。

ブラックアウトは壁にレンズをつけて真っ黒にし、違う場面へ転調する手法。編集でフェードアウトさせるよりもより自然な映像になります。

 

個人的には「空のライムラプス」は時間経過を示すお決まりの技法かなと感じます。但し、あれは収録にかなり時間がかかります。

変化の著しい夕方~日没~夜でもだいたい1時間はカメラの前で待機しなければなりませんし、バッテリーも結構食います。

 

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