もはやサイト運営になくてはならなくなった「引用」ですが、この書き方について自分用にまとめました。
バンクーバー方式
本文中にかっこ+数字(1)のようにその情報の出典元を記載し、文末にその数字がどのような文献なのかを記載するのがバンクーバー方式です。Wikipediaではこの方式が採用されています。
「いまどきの鉄道サイトの育て方」は、2016年から運営されているブログの名称。鉄道サイト「Osaka-Subway.com(1)」の運営者が、個人的なメモ書き場所として「鉄道プレス(旧:いまどきの鉄道サイトの作り方)」(2)から分離させて誕生したWebブログである。
- Series207. “【ご報告】Osaka-Subway.comは19周年を迎えました”. Osaka-subway.com. http://osaka-subway.com/19th/,(2024-4-30閲覧).
- Series207. マルコに恋して~大阪地下鉄道20の秘密~.個人出版.2017.p.45-46,
文末においての参考文献の書き方としては
書籍の場合:[著者名]. [書名]. [版表示], [出版者], [出版年], [総ページ数],
雑誌の論文の場合:[著者名]. [論文名]. [誌名]. [出版年], [巻数], [号数], [はじめのページ-おわりのページ].
Webサイトの場合:[著者名]. [“ウェブページの題名”]. [ウェブサイトの名称]. [更新日付]. [入手先(URL)], [(入手日付)].
という書式に則って記載します。区切りは、ではなく,(カンマ)や.(ドット)で記載します。
Webサイトの場合は消えることがあるので、「自分がいつそのサイトを見たのか」を記載する必要があります。
1978年、医療系の委員会がカナダのバンクーバーで開催され、この際に生医学雑誌へ投稿するための統一規定として定めたところがスタートラインになっています。
ハーバード方式
一方、本文中に著者の姓と発行年を記載して情報の出典元を示すのがハーバード方式です。難しめな権威性の高い本によく採用されています。
「いまどきの鉄道サイトの育て方」は、2016年から運営されているブログの名称。鉄道サイト「Osaka-Subway.com(Series207,2024)」の運営者が、個人的なメモ書き場所として「鉄道プレス(旧:いまどきの鉄道サイトの作り方)」(Series207, 2017)から分離させて誕生したWebブログである。
- Series207. “【ご報告】Osaka-Subway.comは19周年を迎えました”. Osaka-subway.com. http://osaka-subway.com/19th/,(2024-4-30閲覧).
- Series207. マルコに恋して~大阪地下鉄道20の秘密~.個人出版.2017.45-46,
参考文献の書き方はバンクーバー方式と同様です。
歴史的にはこちらのほうが古く、1881年にハーバード大学の動物学研究室所長「エドワード・ローレンス・マーク」によって記載されたナメクジの論文にて初めて採用されたものです。
ハーバード方式が採用されるまでは、著者ごとに一貫性のないスタイルで記載されていました。
ネットではさほど重要視されていない要素(引用の書き方も人それぞれ)ですが、正確性が高く厳格な書籍を見ていると、たいていこの「バンクーバー方式」「ハーバード方式」のどちらかで記載されており、しっかりしてるなぁ…と思っていました。
コメントを残す