2023年10月15日頃に行われたGoogleのコアアップデートで、個人サイトが軒並み下げられる改悪が行われました。あわせてDiscoverについては殆ど表示されなくなりました。
OdapediaさんやBEのぶさん、椿ドットコムさんやロングさんなど、著名な個人運営サイトさんも例外なくやられているようです。
当サイトも鉄道プレスが影響を受けている一方、Osaka-Subway.comはむしろ上昇に転じるなど、今ひとつ主目的がよくわからないアップデートで困惑しています。
サイト運営からの撤退を宣言するところも出てきており、2023年のアップデートは今後個人サイト系に大きく影響をもたらしそうです。
直近を振り返って
鉄道はやや専門的な知識が必要な分野でもあることから、Web黎明期~2015年頃までは個人系の独壇場でした。
徐々に法人系サイトも現れますが、どちらかというとベンチャーや個人上がりなどの成り上がり系が多く、コンテンツに関してはあまり個人と大差なかったように思います。
元からあった法人系だと、マイナビが鉄道関係をやや深めに取り扱っていた程度でしょうか。
ただ、2020年頃からは変化が起きつつあります。
河北新報はいち早く地元の仙台市営地下鉄の新車について取り上げていますし、日本テレビが鉄道専門のTwitterアカウントを作るなど、元からあった大企業・地場企業系が鉄道コンテンツに目をつけ始めています。
「ガキ使」などの暴力や「ラッキースケベ」などの性的なものなど、これまで通用したコンテンツが「センシティブ」として遮断・誹謗され、コンテンツとして成り立たなくなった令和の現代。
中立的かつ穏やかでセンシティブからは程遠く誹謗されにくい、かつ大きな話題となりやすい鉄道コンテンツは旨味があるのでしょう。
未来は厳しい
これまでは個人と法人の差はあまりなかった時代でしたが、
・SNSの不安定さ(特にTwitter)
・Googleのアプデによる冷遇
・サーバー、ドメイン維持費
などを踏まえると、今後の個人サイトの運営はやや厳しくなったと言えるでしょう。
「見られなければそこに居ないのと同じ」と考える私にとっては、ちょっと頭を抱える問題です。
企業が居ない場所で、もしくは同じ土俵で戦わないことが肝要ですね。
Gに依存しない
コアアップデートですが、純粋に欲しい情報が出てこないという悪例も生まれており、修正が期待されるところです。
とはいえGoogleはカス気まぐれなので、依存しないサイト運営作りを心がけようと思います。
私もひとまずnoteやTikTokなど、マルチコンテンツからの流入経路を確立し、ブランドを育てていこうと思います。1年ぶりに鉄道コムにも復帰しましたので、また宜しくお願いします。
Webは1つで頑張ってもこういうリスクがあるので、本当権威性を分散させて確立しないといけませんね…SEOなんてやってる場合じゃない。
ゆくゆくは鉄道プレスよりもう一つ上の、大きいメディアを作って個人鉄道サイトさんを優遇できるようなものを作れればいいなぁ…
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