「快速++」さんの個人サイト、「鉄道つれづれ話」に当サイトが取り上げられていました。ありがたいことです。
その中のエントリ「鉄道ブログ・サイトの作り方 一般のサイトの作り方と少し変えてこそ集客できる裏技」という記事が同じサイト運営者として面白かったので、今回はその記事に対して私が思うことを書こうと思います。
同ブログでは、「鉄道サイトに求められるもの」として色々取り上げているのですが、同意できる点、そうでない点…と、私なりに書いてみます。
同意ポイント
1.速報性
鉄道ファンは世界中津々浦々います。特に日本では通勤に利用する割合が世界トップクラスのため、鉄道に触れる機会が多く、鉄道ファンも多いです。
そんな日頃から目にしているものに対して、日頃と同じものを見せても何にも関心を持ちません。したがって、非日常的な要素は必要不可欠です。
その非日常要素というのは、1つは新規性、もう1つは専門性です。
出典:鉄道つれづれ話
この新規性というのはおそらく、速報性のことを指していると思われます。
「プレスリリースが出たら遅くとも6時間以内に記事にすることを推奨…」というのは概ね同意ポイント。
企業のプレスリリースは、その日の株式取引が終わる15時以降に出されることが多いので、6時間と言うと21時までで、同意出来ます。
個人的には18時が一つの山場だと思っています。これは学生さんが学業・部活・遊びを終えて、帰宅中や家でスマホを見出すのがおおよそこの時間だからです。
18時までに書き上げ、ソーシャルでシェアすることで、学生さんが拡散>社会人のフォロワーに拡散…という流れが出来ます。
ですので、私は出先ですぐに更新できるよう、Macbookを持ち歩いています。
2.専門性
もう一つは専門性。ここで当サイトが「大阪メトロという専門性をもったサイトの代表例」として取り上げていただいています(ありがたいです)
あまり手広くするとオーナー1名だけでは、知識・執筆量共に追いきれない状態となります。
3.サーバー
また、サーバーは無料のレンタルブログを最初に、慣れてきたらレンタルサーバーに…というのも同意ポイント。
レンタルサーバーへの移行は、概ね月間1万PVぐらいになってきたら移行するのを一つの目安にすればいいのではないでしょうか。
私の場合は、サーバーをレンタルサーバーに移管したことで、閲覧者数が5倍伸びました。おそらくレンタルサーバー+独自ドメインを取るほうが、レンタルブログよりもSEO的な観点で強いことが理由かと思われます。
まぁ、レンタルサーバーは殆どが有料(CMSシステムが動くCgi対応で無料は見たことがありません)ですし、なかなかイニシャルコストを考えると手を出しづらい抵抗感があるのはわかるので、このあたりは「ブログ更新に慣れてきたら」「1万PVを達成したら」を一つの目処にするといいと思います。
4.ブログランキング
Tetsudo.comはかなり初期から参加していますが、昔と比べると随分質が上がった印象があります。これはすなわち、競合が増えたことを意味します。
いろいろなブログさんも多数参加してきており、昔は結構簡単に上位に入っていたのですが、現在はちょっと難しくなりました。
ただ、SEO的観点から言うと、Tetsudo.comで大事なのはブログランキングで上位を目指すことではなく、「最近よく見られたブログ記事」に入ることです。ここに入ると、indexページに掲載され。グンとアクセスが増えます。
また、にほんブログ村のランキングは、全くアクセスが伸びないのでやるだけ無駄かと感じます。どちらかというと馴れ合い意識が強く、私も一時期つけてた時期がありますが殆どアクセス数には寄与しませんでした。
反駁ポイント
1.投稿頻度
一方投稿頻度に関しては、最初は毎日更新が出来るならば多少質を落としてでも高頻度な更新を心がけるべきです。
記事先では検索エンジンのSEO対策について述べられていますが、現在は検索流入だけでなく、ソーシャルネットワークからの流入があります。
検索SEO対策では被リンクも重要です。被リンクを上げる手っ取り早い方法は、SNSでつぶやいてもらうこと。
ソーシャルネットワークは情報が流れるのが非常に早く、タイミングが良ければもっと拡散され、もっと見てもらえたのに…という事に繋がってしまいます。
「質を質を…」と、質ばかり考えてずっと下書きに置いたままだと、(こんな記事書いても誰が見るんだろう…だとか)マイナス思考になり、やがて記事更新のモチベーションの低下にもつながってきます。(私はそういうタイプです)
意外と「こんな記事が…?」というような事も普通にあります。それよりも、検索SEOで大事なのは追記です。当たり記事を中心に、より深く追記していく…これが一番です。
投稿の質はある程度は必要ですが、それよりも投稿頻度の方がより重要と考えます。
2.意地悪な人は切り捨てる
専門性を活かした深堀した記事が求められますが、専門外の内容も一般の鉄道ファンレベルには知らないといけません。そうでないと、読者から「こんなこともわからないのかよ、質の低いサイトだな」と思われ、読まれなくなります。
出典:鉄道つれづれ話
確かにこういう意地悪な層もいますが、鉄道ファン全体からすると少数派です。こういう意地悪なユーザーは切り捨て、それ以外のフレンドリーなユーザー層を獲得しにいくに尽きます。
私は大阪メトロに関してはかなり造詣が深い(はず)ですが、それ以外の鉄道に関しては殆ど知りません。
例えば東海道新幹線の700系には「B編成」と「C編成」があるそうですが、両者がどう違うのかなんてさっぱりわかりません。
こんなんでも、サイト運営は出来ています。
ただ、勉強は必須です。今は知らなくても、いろいろな記事を書いたり、突っ込まれたり、また自分から調べたりして鉄道事情に詳しくなろうという姿勢は大事だと思います。
「鉄道プレス」も、大阪メトロ以外の鉄道事情の勉強としてやっているフシがあります。
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