2021年選挙の大阪における「白票率」はどうだった?

前回は白票の話をしましたね。

候補者が微妙過ぎて誰にも投票しようと思わない場合は、名前を書かない「白票」を入れると、データとしてちゃんと計上されるので次回選挙時に新しい動きがあるかもしれない…という話。

2014年の大阪3区は15%もの白票がありましたが、今回はどの程度だったのでしょうか。

 

 

大阪3区

公明党・共産党・立憲民主党・無所属の4名で争われた大阪3区の選挙。住之江区・西成区・大正区・住吉区がこのエリアになります。

今回の選挙においての白票率(無効票率)は10.06%だったそうです。

15%まではいっていませんが、全国平均2-3%からすると、俄然高い数字です。

 

 

 

大阪5区

そして今回、その3区の白票率をを大幅に上回ったのが大阪5区。此花区・西淀川区・淀川区・東淀川区がエリアです。

この地域においては白票率12.33%と今回の選挙において最も高い数字を記録しました。

 

 

ちなみに白票を入れたというと何故か怒る人がいますが、これは白票を入れることで自分達が損をする為です。

例えば30:20で長年当選できない20側の人にとっては、「白票を入れるぐらいならこちらに投票してくれ」と考えますよね。

ただそれは、20側の人を支持するという意味にもなってしまうので、誰にも投票しないなら「誰にも投票しないという意思表示」を見せなければなりません。

所詮はポジショントーク(自分の立場に有益になるような発言)なので、堂々と白票を入れてきましょう。

 

 

参考文献

朝日新聞「府内の投票率前回上回る 激戦10区が最高

 

プロフィール

執筆者:207

鉄道Webサイト運営17年目。
現在Osaka-Subway.comを含む4サイトと付随する動画媒体を運営中。

鉄道サイト運営のノウハウから、サイトとは全く関連性がない
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