「タバコじゃなくペロキャンでした」的な、お利口さんコンテンツはもういらないと思う話

「実は口に加えているのはタバコじゃなくペロキャンでした~」

とか

「法定速度を守ってるドリフト」

とか

 

…なんというか、そういうお利口さんコンテンツってもうお腹いっぱいじゃないですか?

もう少し規範から外れているものを見たいなと私は思うのです。

 

SNSの弊害

まぁこれらっておそらくSNSの弊害というか、目立ったところでそれをするとみんなが「正義」の名の下に叩きに行くからだとは思うんですが、正直コンテンツとしてはもうお腹いっぱいというか。

例えば、現実でなくてもアニメ・漫画の世界ならそういう自由もあるわけじゃないですか。

頭文字Dが40km/hでドリフトしてたりなんて描写してたら興ざめですし。

 

ありがたいことに日本は表現の自由が非常に広く、海外だと「子供に見せるアニメの登場人物にタバコなんて吸わせるな」なんてクレームもあることから、ワンピースのサンジはタバコでなくペロキャン扱いなんだそうです。

 

 

 

「法は絶対でない」という前提

そもそも法律が絶対だと思っている人が多数に思えますが、食糧法を目の前にしても同じことが言えるのでしょうか。

歴史の教科書に「田舎から米を持ち帰ったら没収された」みたいな写真って出てきますよね?

あれって当時は「食糧は全て国が支給する」という法律があったからで、戦時中はそれが機能することに意味がありました。

が、しかし戦後になっても一向に解除されなかった。生きるために米を買ったら違法となり没収されるというクソみたいな法律だけが残っていたんです

法律を守る立場から、山口良忠氏という裁判官は配給食料のみを食べ、栄養失調で殉職(餓死)されました。

それを名誉ある死と見るのは多分日本だけでしょう。外国なら馬鹿にされますよ。

人間社会が快適に生きるにあたって法律が作られるのに、法が先にいって死ねと言ってるんですから。

 

…とまぁ、これは極端な例ではありますが、少なくとも「法律は絶対正しい」だなんて思わないようにしたいですね。

プロフィール

執筆者:207

鉄道Webサイト運営17年目。
現在Osaka-Subway.comを含む4サイトと付随する動画媒体を運営中。

鉄道サイト運営のノウハウから、サイトとは全く関連性がない
ようなことまであれこれ書いていきます。

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