明治維新から150年あまりが経過した日本。
法律もそれだけ多様なものがこれまで存在してきましたが、改正が面倒だからか今でも「こんなものあるの!?」みたいな法律が結構あります。
例えば「決闘罪」。戦前に制定された「決闘罪ニ関スル件」という法ですが、
・決闘を申し込んだ人
・申し込まれた人
・決闘立会人
・証人
・付添人
・決闘場所提供者
など決闘に関わった者に適用されるもの。江戸時代には決闘という風習があったので制定された一見時代錯誤な法律ですが、現代になって「タイマン」が決闘罪に値するのではと大きく話題になりました。
こういった話題性のある法令をまとめてみました。
法令一覧
・計量法第9条
「インチ、尺・寸、ポンドなど(非法定計量単位)の目盛又は表記を付した計量器は、販売し、又は販売の目的で陳列してはならない
・馬が酒に酔った状態で乗馬してはいけない
乗馬用の馬が酒酔いを起こしている際は整備不良となる
・刑法第188条(礼拝所不敬罪)
墓石の上に立ってはならない。葬式を妨害してはいけない(2項)。礼儀的に常識ですが、きっちりと法令で決まっています。
・FXの損失を事業者が補填してはいけない
金融商品取引法第39条より。
・臘虎膃肭獣猟獲取締法
(らっこ おっとせい りょうかく とりしまりほう)と読む。難読法令。
コメントを残す