【各地方の住所でありがちなこと】
・札幌と旭川…○条○丁目。しかも数字の単位がデカい
・石川…地名の最後に謎のカタカナがつく
・京都…入ル、上ルがカッコいい
・堺…丁目じゃなく「丁」
・「字」という見慣れない単位がある— Osaka-Subway.com/鉄道プレス (@OsakaSubwaycom) March 6, 2022
おおよそ日本の住所は「大阪府 大阪市 北区 中之島1丁目 3-20」のようなフォーマットであることが多いのですが、各地域によっては様々な「そのエリアでしか見れない」住居表記が存在します。
ここでは地域色が出まくっている個性的で独特な住所表記について調べてみました。
京都…「上ル」
京都の「上ル」「入ル」は有名ですよね。これには
・上る(あがる)
・下る(さがる)
・東入ル(ひがしいる)
・西入ル(にしいる)
の4種類があるそうで、京都市街地を歩いているとよく目にする光景でもあります。
京都市の上京区総合庁舎は
京都市上京区今出川通室町西入堀出シ町285番地
が地名ですがこれは「今出川通」「室町通」の交差点を西へ行け、という意味になります。
堺…「丁」
大阪の堺では、5丁目の”目”が省かれて「丁」という書き方になります。
例えば御堂筋線が走っている堺市北区役所の地名は
大阪府堺市北区新金岡町5丁1−4
です。確かに目がないですね。
この理由については堺市のページでもあれこれ書かれていますが、はっきりとわかっていないそう。
ちなみに後で編入合併した美原区についてだけは、美原町時代のまま「丁目」を使っているそうです。
石川…謎のカタカナ
石川県では地名の最後の方に謎のカタカナがつきます。
例えば羽咋市役所の住所は
石川県羽咋市旭町ア200
です。ア…?
これについてもはっきりとはわかっていないそうですが、便宜的に「イロハニホヘト」で住所を振っていった結果という説があります。
札幌・旭川…「条丁目」
最後は北海道。札幌市と旭川市、帯広市などでは「北○条西▼丁目」という書き方をします。
札幌市役所の住所は
札幌市中央区北1条西2丁目
です。
ちなみに札幌市は最大値が北51条西30丁目という表記もあるのだそう。住所のインフレ率ではダントツかもしれません。
その他
岩手県には「地割」という住所表記があるのだそうです。
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