一般的によく言われる「治安の悪さ」と「犯罪統計上の数値」には、ギャップを感じます。
例えば大阪市で最も治安の悪い区は中央区、次点で北区ですが、「そうじゃない感」を感じませんか?
それぞれ宗右衛門町・北新地など名だたる繁華街を持つ両区の治安が悪くなるのは当たり前で、中央区には谷町・上町など人気のハイソ住宅街や、北区も中津・大淀などそれらと縁がないエリアもあります。
おそらく一般的に言われる治安の悪さというのは所謂「マナーの悪さ」「不快度合い」「民度」の話を指していると思うのです。
犯罪統計上の数値は警察が検挙した数字しか現れず、例えば軽犯罪にも満たないような「マナーの悪さ」は計上されません。このあたりにギャップが出てくるものと思われます。
何で測るか
体感治安の調べ方として、参考になりそうなエントリを見つけました。
治安を見極めるプロ『オッサン雑誌が充実してる、トイレ貸し出し不可なコンビニ』が揃うとかなり治安が悪くなる
https://togetter.com/li/1588805
引っ越しを何度もしているというこの方が独自に編み出した、引越し先の治安の悪さの測り方として
実は私、上京してから引越し7回も経験しているので"治安を見極めるプロ"なのですが…近くのコンビニを数軒回り『ワンカップ大関、週刊誌などオッサン向け雑誌が充実しまくってる、逆にファッション誌が少ない、トイレ貸し出し不可』が揃うとかなり治安が悪くなるので、コンビニチェックは必須ですッ。
— 定時ダッシュちゃん(マッチングアプリ芸人) (@teiji_oriental) September 7, 2020
こういう書き込みをされていました。
なるほどと思い、私もこれを参考に調べてみることにしました。
調べる項目
体感上の話で恐縮ですが、俗に「治安が悪い」と言われるところは、なんというかしょうもない注意書きが多い気がします
例えばコーヒーマシンに「SのカップでM入れるな」とか、トイレ使用の注意書きが細かいとか… https://t.co/XiWzmWxQMc— Osaka-Subway.com/鉄道プレス (@OsakaSubwaycom) December 12, 2021
先述のように、「体感治安の悪さ」を測るには、地域に根ざして営業活動を行っているコンビニが非常に参考になりそうです。
そこで
・トイレの貼り紙の有無、またその内容
・コーヒーマシンの貼り紙
・ATM周辺の散らかりぶり
・置いてある雑誌の種類
・置いてある酒の種類
のどれかにフォーカスして調べてみようと思います。
また統計学上、調べる数字である「サンプルサイズ」は、誤差10%以内にすると100件調べればいいそうなので、このあたりを目標に調べてみます。
調査対象
・大阪市24区のコンビニ、各区100件を調査
・区内でなるべく固まらないよう、エリアを分散させる
※例えば浪速区なら、難波・芦原橋・新今宮・恵美須町などにある程度分けて調査する
どこかで日を区切って調査してみたいと思います。
結果はOsaka-subway.comかYouTubeでご紹介しようと思います。しばしお待ちを!
追記
困ったことに、区のコンビニ数が100,いや50すらない場所が結構あるようです。
最低限50は欲しかったのですが、流石に28箇所しかないとなるとこれは統計学的に信憑性が落ちてしまうので、頭を抱えています。
さてどうしたものか…
コメントを残す