「ヒガシ」に甘えず、地名ブランドを育てろ

京橋周辺のことを、「ミナミ」や「キタ」に倣ってどうしても「ヒガシ」と呼ばせたい層がいるようですが、ぶっちゃけ全くといっていいほど定着していないことを大阪に住む者としてお伝えしておきます。

 

 

もちろんキー局という特権があってこその東京の知名度なんですけど、ミナミやキタやとかあやふやなエリア名しか使わないからこそ、大阪の土地としての知名度があがらない。低いから企業やお店ができても全国区にはならず、地元からのあがりのみで商売せざるを得ない

 

流行にあてられ言葉は変化していくものですが、正直京橋エリアは商業地としてはあまりにも弱過ぎる。単に人が居るだけ。

以前は天王寺・阿倍野エリアと競争していた感じですが、2010年代になってあべのハルカス・QSモールが出来、かなり差がついたように思います、

 

大阪の商業繁華街エリア

大阪の商業エリアは、おおまかに区切ると次の通りでしょうか

①難波、心斎橋エリア(所謂ミナミ、この他堀江・湊町・日本橋・島之内周辺[アメリカ村・宗右衛門町含む])
→江戸時代からの粋町。

②梅田エリア(所謂キタ、この他中津・北新地周辺)
→元は駅のみだったものの、近年の成長株

③天王寺、阿倍野エリア(新世界を含むかは微妙)
→近年南部に拡大中

④京橋エリア(この他大阪ビジネスパーク)
→飲み屋ばかりで今一歩商業施設に欠ける

 

この他、梅田エリアの飲み屋として大阪駅から1駅の天満・福島が台頭中。

昔ながらのオフィスエリアである本町エリアは梅田に取られて衰退中、船場は均衡。

上町エリア(玉造~法円坂)は文教地区、官公庁地区。

 

梅田と「ミナミ」はそれぞれ大阪12を争う商業地であることに疑いの余地はありませんが、

 

 

地名ブランドが育たない

大阪の土地としての知名度があがらない。低いから企業やお店ができても全国区にはならず、地元からのあがりのみで商売せざるを得ない

 

キャノンセンターは「銀座」と「大阪」になっています。

これは何より地名ブランドが低い以外に他なりません。

 

 

プロフィール

執筆者:207

鉄道Webサイト運営17年目。
現在Osaka-Subway.comを含む4サイトと付随する動画媒体を運営中。

鉄道サイト運営のノウハウから、サイトとは全く関連性がない
ようなことまであれこれ書いていきます。

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