衆議院選挙2024年ダイジェスト

2024年10月、石破総理が行った解散により行われた衆議院選挙。

今回は大きく変動した選挙となりました。

 

人につく票

今回は様々な理由から、党を離れて選挙が行うケースが目立ちました。

それにも関わらず当選される方がいらっしゃり、党ではなく人に票がついているなぁというのが印象的でした。

西村康稔氏(兵庫9区、明石市・洲本市・南あわじ市・淡路市):元自民党→無所属
前原誠司氏(京都2区、京都市左京区・東山区・山科区):元国民民主党→日本維新の会
世耕弘成氏(和歌山2区、和歌山市・紀の川市・岩出市以外の和歌山県全域):元自民党→無所属
萩生田光一氏(東京24区、八王子市):元自民党→無所属
河村たかし氏(愛知1区、名古屋市東区・北区・西区・中区):元減税日本→日本保守党

 

若年層の投票率向上

 

 

国民民主党がバカ勝ち

国民民主党が小選挙区で11、比例代表で17議席を取る躍進ぶりを見せました。

トリガー条項改善の動きや103万の壁改善などに力を入れようとする姿勢が評価されたみたいです。

比例代表は票が入りすぎて立候補者数が足らず、他に譲るという場面も見られました。

 

立憲民主党も躍進

同じ民主党である立憲民主党が、今回98から148議席へ大躍進でした。

穏健派である野田さんを党首として前へ出すことで、自民党票が流れたのではないか…とする分析が見られました。

 

 

公明党が苦戦

今回の選挙では、公明党がかなり苦戦しているのも印象的でした。

まず、公明党の代表である石井啓一氏(埼玉14区、草加市・八潮市・三郷市)が、国民民主党の鈴木義弘氏に敗北。与党の代表が議員になれないというのは非常に珍しいケースです。

副代表であった佐藤茂樹氏(大阪3区、大阪市大正区・住之江区・住吉区・西成区)も、維新の会の東徹氏に敗北しました。

また、伝統的に公明党が強かった大阪では、維新の会に殆どの議席を取られて敗北しています。

支持母体である創価学会のえらい人であった池田大作氏が亡くなられたことが要因では…という見方も出ていましたが、個人的には敗北ムーブである他党攻撃が強かったのが敗因かなと感じます。

現役vs年寄り(敵)という構図に持っていかれたのも大きかったですね。

 

 

でか主語で都道府県を批判

選挙結果が気に入らないのかもしれませんが、主語を大きくして「◯◯県はダメ」とレッテル貼りする人は今回も見られました。

こういう論調で批判するのは結局サイマジョの投票を敬遠する原因になりますが、それでもいいんでしょうか…?

 

 

テレビの影響力

全てではありませんが、やはりテレビが一定の扇動力を持っているのは確かですね。

 

 

開票前

https://twiter.com/agencypostbot/status/1849670684328460759

18になって選挙行こかなとか思ってたけど結局どの党もよく分かりません。
メリットとデメリット調べてみても偏った意見ばっかりやからどの情報を信じていいのかも、、、。有識者の皆さん偏見とかなしに色々教えてください。

 

何故投票に行かないのかの回答例

正直に言います…関心がなくわからないからです
調べようにもネガティブキャンペーン、印象操作が多く感じられ、どれを信じていいかわからず、また情報の真偽を見極める知識が無いからです
そして、その知識を身につける労力を割く余裕というか、そこに労力割くなら別のことしたいのが本音です…

 

2024/10/23 10時時点:モーニングショーで、国民民主議席予測21議席

 

公明党が批判的なポジションに?

 

音喜多氏に選挙妨害

 

関連リンク

選挙に行って「白票」を入れてきた話

2021年選挙の大阪における「白票率」はどうだった?

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執筆者:207

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現在Osaka-Subway.comを含む4サイトと付随する動画媒体を運営中。

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