日本だけなのかな、と思っていたものの、結構海外でも痴漢事例があるらしい。
イギリス
英国ではこんなデータがあります。
イングランド(ロンドン地下鉄を含む)・スコットランド・ウェールズの鉄道での統計によると、以下の通り。
出典:BBC 1)
2016年度では1,448件、2023年には11,357件になったとのこと 2)。
グラフが増加しているので一見増えているように見えますが、事件の増加というよりも犯罪の方向方法が共有され、認識が広まったのではないか…という見解を示しています。
原文では性的犯罪(Sexual offences )とやや広義的なワードが使われていますが、一例を取り上げた方の証言から痴漢のことであることがわかります。
“I felt something against me, at first I just thought it was someone’s bag or something but it continued. I realised what was happening, he was rubbing himself up against me. I was unable to move for about 10 minutes until the carriage got quieter. Then he moved away.
「何かが私に当たるのを感じました。最初は誰かのバッグか何かだと思ったのですが、それは続きました。何が起こっているのか分かりました。彼が私に体をこすりつけていたのです。車内が静かになるまで10分ほど動けませんでした。それから彼は立ち去りました。」
ただ、これは一つの都市ではなく英国全体(イングランド・スコットランド・ウェールズ)の大多数での統計なので、同時期に東京だけで1200件程度あったことを考えると、やはり多いことは間違いなさそうです。
フランス
フランス語では痴漢のことを「Frotteurisme(フロッターリズム)」というそうです。フランス語の「こする」(frotter )から来ています。
関連リンク
参考文献
- BBC「Sexual offences on trains and Tube double in five years」
- rei@サブアカウントさんのポスト
- The telegraph「Sexual harassment of women on trains doubles in two years」
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