「表現の自由をクレカ会社が牛耳る」世界になりつつある

決済を握るということはその人、その国、その文化の生殺与奪権をも握るということです。

年々、絵描きへのクレジットカード会社からの圧力が強くなり、表現の自由を脅かしている…というツイートが話題になっています。

 

 

生殺与奪権をクレカ会社に握らせるな!

 

クレジットカード会社側の価値観・基準で、異国の決済に口を出して差し止めるという事例が増えてきました。

これはロシアへの経済制裁などもそうですが、もっと言えば「日本のクリエイターにまで制裁している」事例も出てきています。

 

2018年8月、アダルト系同人サークルの作品(寝取られ痴漢電車)において、メロンブックス内にて急にクレジットカードでの決済が不可能になったことがありました。

当該ページでは『「強姦や強制的な性行為などのコンテンツを提供する可能性がある」としてクレジットカード会社のC社・M社から要請された』と発表しています。

 

 

 

私はこの事態を非常に重く受け止めています。

なぜならそれは実質的に他国からの文化への干渉であり、表現の自由を牛耳る世界への入口になっているからです。

 

アダルトだから仕方ない…ということではなく、その国その国の文化を決済という手段で実質的にないがしろにする、その姿勢が問題なのです。

「鉄道コンテンツ」に難癖をつけられ、クレジットカードでの決済が出来なくなる悪しき前例が出来てしまうかもしれない。そこに危機感を頂いています。

 

昨今キャッシュレスやクレジットカードが盛り上がっていますが、あまりに依存するとこういったリスクがあるという事も把握しておいたほうが良さそうです。

 

関連リンク・ツイート

【コラム】キャッシュレス社会における2つのデメリット

 

参考文献

洗脳ノイズ『【ご報告】「寝取られ痴漢電車」の販売停止について』(アダルト系のサイトなので18歳以上の方のみアクセスして下さい)

プロフィール

執筆者:207

鉄道Webサイト運営17年目。
現在Osaka-Subway.comを含む4サイトと付随する動画媒体を運営中。

鉄道サイト運営のノウハウから、サイトとは全く関連性がない
ようなことまであれこれ書いていきます。

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