オリコンが先日、MBOでの上場廃止を発表した。運営するオリコンニュースは主に芸能ニュースを扱う日本最大級のウェブメディアだけど、その発表からは先のないウェブメディアの暗い未来を読み取ってしまった。
【問題点①】ウェブメディアには10代〜20代の読者がいない… pic.twitter.com/VFJif7hgAR
— 徳重龍徳|ライター/ハチワレ好き (@tatsunoritoku) June 2, 2026
ちょっと前のニュースですが、オリコンがMBO(経営陣による株買収と非公開化)による上場廃止を発表しました。
2013年の上場から13年をもって市場から抜けることになります。
オリコンと言えば芸能系のメディアとして非常に強い企業で、ネットでもよく回ってきますね。
昭和の文字とテレビ
昭和時代では、ラジオを除くと文字メディアが中心でした。
速報は新聞で、文学や娯楽は文字書籍がメディアの主人公として君臨していたのです。
大大阪時代(1930年頃)にも通ずる昭和モダンな時代に登場するのは、いずれもそういったメディアでしたね。
しかし戦争が終わって1953年にテレビが初めて登場。当時は高価で買えなかったものも、時代が下るにつれて価格が下がっていき、1964年には白黒テレビが一気に普及しました。
この頃には広告媒体の単価が、既存文字メディアと逆転しています。
つまり1930年を起点として考えると、動画メディアの逆転までは34年です。
現代の記事と動画
一方、Webにおいての「文字の記事」が勃興したのは2005年頃。ブログが流行ったことで誰もが書けるようになり、Yahoo!ニュースなども登場しました。
この時点で前項に描いた「速報」「娯楽」が文字媒体で揃っていたことになります。
そして、先ほどのオリコンMBOが2026年。この間20年近くということになりますが、先ほどの昭和と同じ構図ですね。
むしろ、テレビ受像機の普及という技術的ブレイクスルーを待たねばならなかった当時と異なり、今回は既にインフラ回りは出揃っています。
この流れから見ると、Webサイトもゆくゆくは動画に転換せねばならない時がやってきそうです。
中間的存在の「漫画」
文字の記事媒体はなくなりはしないものの、かなりニーズが減るのではないかと見ています。
現在でも文字文学が娯楽にはあるにはありますが、どちらかというと「賢い人向け」の娯楽であり、そうでない人には「漫画」が受け入れられるようになりました。
幸い漫画はSNSとも相性が抜群で、大きく拡散される傾向にあります。
AIもなかなか上手な漫画を描けるようになってきた今、メディア運営としては漫画によるブランドの確立も一つの道になりそうです。
(正直これは意外でした)
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