2022年「安倍総理の国葬」に関する備忘録

吉田茂総理以来、実に55年ぶりとなった安倍総理の国葬。

政治的な面からは、閣議決定で勝手に決められ国会を通していないことや、税金から拠出する割には国民にそれほどメリットがない(例えば休日になるなど)こと、

更に全体主義的な「普通の日本人なら賛同するはず~」とか国葬に反対する人を非難するような風潮を苦々しく思うこともあり、なんともいえない微妙な気持ちで眺めていました。

一方で、歴史好きとしては55年ぶりの国葬を経験する機会で、非常に興味深い面もあるなど、自分の中の異なる二者が相反する行事でもありました。

今回は国葬の記録をここにざくっと書いていくことにします。

 

2022年9月27日

半旗を掲揚する/しないが分かれる

公的機関では日の丸の半旗を掲げるとされていましたが、実際にはそこまで徹底されておらず、機関によってまちまちでした。

例えば住之江区では住之江警察で半旗掲揚があったものの、住之江区役所では一切掲げられず。

また警察だからといって掲揚しているわけではなく、浪速警察署では半旗掲揚がありませんでした。

比較的日章旗の掲揚に積極的である大阪メトログループでも、地下鉄・バス共に掲揚はありませんでした。

淀屋橋の大阪市役所では、屋上に大阪市旗と共に日章旗の半旗掲揚が行われていました。

また、日本銀行大阪支店でも、同じく掲揚が実施されていました。

 

反対派の活動

大阪市役所付近では、国葬に反対する方が歩道や道路でデモ活動を実施。

淀屋橋上で反対運動が行われていましたが、老年層が4・5名程度といささか寂しいものでした。

通行者はほとんど スルーする状況。

本来のデモは正当な意思表示手段なのですが、「デモってなんか胡散臭い」と思われるような活動をしているのが少し泣けてきます。

 

 

弔問客は7000名を突破

12時時点で一般献花に並ぶ弔問客の列が7000名を突破との報道。その列は3kmにも及びました

 

一方で国葬反対デモに参加する人員は300名程度。

最終的には警視庁発表で500名にしかなりませんでしたが、主催側は10000名とだいぶ”盛った”数字を発表しています。

反対派は「国葬反対派で日本武道館を包囲する」と息巻いていたものの、実際には弔問客で包囲されるというオチに。

珍しく、サイレントマジョリティー側である弔問客が、国葬反対派へ「帰れ!!」コールを浴びせる事態に。

 

2022年9月26日

反対派の大掛かりなデモが発生。

 

2022年9月21日

国葬に抗議する意味で焼身自殺未遂が発生。

 

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執筆者:207

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